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長谷部 光泉(はせべ てるみつ)

TERUMITSU HASEBE, M.D., Ph.D. (Dr. Eng.)

博士(医学) (慶應義塾大学),博士(工学) (慶應義塾大学)
医師(日本放射線学会放射線診断専門医、日本IVR学会専門医)

慶應義塾大学医学部卒(1994年)、ハーバード大学医学部留学(1996−2000:P.I.)
慶應義塾大学医学部慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程(放射線医学)
所定単位取得修了退学(米国留学中)(1998年)
東海大学医学部医学科 専門診療学系 画像診断科 教授(2012年~現在)(現職)
慶應義塾大学医学部 臨床研究推進センター 客員教授(2018年~現在)(兼任)
慶應義塾大学理工学部 訪問教授(2013年~2016年)
東海大学医学部付属八王子病院 血管内治療センター センター長(2020年~現在)(現職)
Hasebe Research Group リーダー(2004年~現在)

日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本IVR学会専門医

AMED(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構)
  • 先端計測分析技術・医療機器開発プログラム プロジェクトリーダー
  • 橋渡し研究戦略的推進プログラム プロジェクトリーダー
専門
  • 放射線診断学(画像診断学):CT, MRI, 消化管,エコー, PET, 核医学
  • 血管内治療,画像支援下低侵襲治療(IVR)(非血管系の肺や胆管など含む)
  • 材料工学,機械工学,ナノテクノロジー
活動

臨床医学においては放射線診断科学および画像下治療(インターベンショナルラジオロジー(IVR)・カテーテル治療)の専門医であり、25年以上の臨床経験を有している。また、帰国後、慶應義塾大学医学部、慶應義塾大学理工学部において、医学及び工学の両方の博士号を取得し、医学と工学の研究成果を臨床的見地に立って応用し、実臨床のアンメットニーズを解決するデバイスの開発が行える、日本では稀有な専門家である。医療機器開発についての医工連携プロジェクトを基礎研究から臨床研究および実用化においては多くの実績を持っており、2010年には、「新しいステントの開発と物理的分析法による詳細な解析」にて日本学術振興会 第16回(平成22年度)榊奨励賞を受賞しており、その他、国内外の学会・シンポジウムにおいて優秀賞、最優秀賞を29件の受賞を獲得している。獲得特許も多数存在する。
また、長年、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の専門委員、対面助言医も務め、薬事に精通しており、日本インターベンショナルラジオロジー学会では薬事委員長(理事)として学会の代表としてPMDA、厚生労働省、他学会との調整および適正使用指針の策定委員を歴任している。ごく最近のCOVID-19関連でも、AI(人工知能)を搭載したCOVID-19肺炎の可能性を示唆する画像診断プログラムのPMDA側の専門委員として、早期承認を行った実績を有する。

2000年から東海大学医学部と慶應義塾大学理工学部で構成される医工連携チームを運営し、抗血栓性医療機器等の医療機器の開発を精力的に行っており、サブリーダーとして開発、非臨床試験の実施を行なった「脳血管血栓除去マイクロシステム製造に向けた研究開発」は平成25年度に経済産業省 課題解決型医療機器開発事業に採択され(平成27年度からは日本医療研究開発機構(AMED)の医工連携事業化推進事業に移行)、日本のアカデミア初でクラスIV医療機器を開発した。現在この製品は、既に、国内治験を経て臨床現場で用いられており、保険収載され広く用いられているデバイス(Tron Fx, Biomedical Solutions社:テルモ社が販売)である。その他、抗血栓性ナノコーティングの研究において、欧州製の冠動脈薬剤溶出性ステントなどの開発に貢献している。現在は、国の大型プロジェクトとして、AMED(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構) 先端計測分析技術・医療機器開発プロジェクトリーダー(膝窩動脈以下 (below-the-knee: BTK)の細径動脈硬化病変に対する長期開存システムの開発)、橋渡し研究戦略的推進プログラム プロジェクトリーダー(高精細MRリンパシステムイメージングを可能にする新規ナノ粒子造影剤の開発)を務めている。また、この過程で、多くの日本における医療機器ベンチャー企業の創業においても重要な役割を果たしている。